

シンポジウム「仮想世界の法と経済」~仮想空間で生じる、現実的問題の解決に向けて~を、7月21日(土)、東京大学本郷キャンパスにて開催しました。多数のご来場、まことにありがとうございました。

BBAオンラインゲーム専門部会部会長/IGDA日本代表
新清士氏
「冒頭挨拶の様子」
シンポジウムの開催までの経緯とその趣旨、また仮想世界を取り巻く国内の社会背景についてお話いただきました。

みずほコーポレート銀行産業調査部
野田聡明氏
講演『「セカンドライフ」にみる仮想世界・仮想経済の課題と可能性』
調査分析を元に、セカンドライフを中心にした仮想世界・仮想経済の課題とアバター、メタバースのもたらす可能性を考察。5月に発表された同名のリポートが配布されました。

早稲田大学大学院国際情報通信研究科 客員准教授
境真良氏
講演『仮想世界の法と経済への政策対応の可能性と限界』
仮想世界を「データベースを中核とした情報サービスの自律的連携による、巨大な自己更新型情報空間」と定義。法律的経済的問題に対処し、発展を促すという、一見ごく当たり前の政府の責務たる政策対応は如何にして可能であり、限界はどこにあるか。政府が採るべきより根本的な方策について考察していただきました。

駒沢大学グローバル・メディア・スタディーズ学部 准教授
山口浩氏
講演『仮想世界による情報の技術、契約の技術、金融の技術の融合』
「これまで別のものだった情報、契約、金融の技術がインターネットにより融合し始めている。」
仮想世界を通して、この新しいフェーズの誕生を論じていただきました。

法政大学社会学部 准教授
白田秀彰氏
講演『オンラインにおける秩序の生成と法の継受』
オンラインゲームやセカンドライフ等の仮想世界。その特性をもって形成される秩序が、現実世界の法律の適用や介入により、どのように影響するかを検討していただきました。

株式会社ネオテニー 代表取締役&CEO
伊藤穣一氏
特別講演「Sharing Economy(共有型経済)」
ネットワーク社会におけるパブリックドメインのイノベーションと創造性は、我々に何をもたらすのか。コンシューマによるContext、Remix、Amature、Shareなどのキーワードを元にこれからのあるべきネットワーク社会、また日米の違いについて説いていただきました。

パネルディスカッション
『仮想世界。新たな秩序形成の条件』
モデレーター 新清士氏
パネリスト 野田聡明氏、山口浩氏
パネルディスカッションではこれまでの講演を振り返りつつ、会場からも意見を募り、活発な議論が行われました。













