新世代BB研究会 G&CWG「コミュニティ・プラットフォームがもたらすパラダイムシフト」開催報告

2009年8月10日 Posted in ゲーム&コミュニティWG
 

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本年度このWGでは、1.オンラインゲームのビジネスモデル(アイテム課金)のほかのサービスへの伝播、2.mixiの上場に見るSNSの事業プラットフォームとしての確立、3.FaceBookに見るSNSのオープン化、4.ニコニコ動画に見るUGCの双方向化、5.音楽配信に見る口コミ生成ヒット、6.リアル世界との融合の6つの視点から、BLOG、SNSをはじめとするコミニティサービスの今後方向性を3回のセミナー開催を通して明らかにしてゆきます。第一回はプラットフォーム化するコミニュティサービスに焦点を当て、新たなコミニティプラットフォームを展開するSNS事業者と、複数のコミニティサービスの上でコンテンツを提供するCPの視点でお話をいただきました。

 

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岡本 基氏 株式会社エンタースフィア 代表取締役
「コミュニティで今、何が起きているか」


任天堂時代にWiiなどの開発にかかわり、現在はフィギュアコミュニティサイト「fg」、CGコミュニティサイト「cg」を運営する株式会社エンタースフィア岡本氏の講演。SNSは、mixiやGreeなどの大規模型が事業として成熟し、マネタイズ化が成功している一方、同社の「fg」をはじめ特化型のSNSは、広告モデルからの脱却、ユーザー一次著作物取扱、出版社などとのタイアップ、他のSNS・ゲームとのアイテム共有化など、様々なマネタイズほ方法を模索している。SNSの役割は、ユーザーの制作物の価値を他の媒体に伝えること。今後の展望として、ネットとリアルの融合の場として、ゲーム機のUGC活用、ブラウザーゲームなどでのSNSの広がりが見られる。

 

 

 

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畑野 仁一氏 株式会社Any 代表取締役CEO
「ソーシャル アプリケーション プロバイダー、Anyが目指すアバター戦略」

3DアバターをASP化して、複数のソーシャルプラットフォームへアバターサービスを提供する株式会社Any畑野氏。
オープンソーシャル規格化とFaceBookのソーシャルプラットフォーム化の傾向を解説。自社完結型より多くのコンテンツを集められるので日本のSNSもMixiをはじめとしてオープン化に向かう。ユーザー多様なコンテンツを楽しめる。プラットフォーム側はコンテンツ開発のリスクがない。開発ベンダー(CP)はプロモーションコスト減という
三者それぞれにオープン化のメリットがある。日本がオープン化にいかなかったのは、ケータイのキャリア課金があったから。今後も課金プラットフォームとの関係が重要。

 

 

 

 

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藤井毅彦氏 BBA 新世代ブロードバンド研究会 ゲーム&コミュニティサービスWG
リーダー/ADSグローバルパートナーズ マネージング・パートナー/東京大学 大学院
情報学環 特任研究員

 

コミニティサービスの今後の方向性をめぐる6つの視点を語る。このWGがコミニュティサービス関係事業者のビジネスの参考になるような事例を取り上げたい。